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小さいオッサン 二題

 安田さんが歌舞伎町の風林会館前を歩いている明け方。
 酔っ払って寝転んでいるホストを熱心に見つめる、サラリーマンが立っていた。
 安田さんもサラリーマンの視線の先を見ると、ホストの肩には顔を真っ赤にする、激怒していると思われる『小さいオッサン』がいた。般若のような表情でホストの肩を足蹴にしていたという。
「アレ、なんですかねぇ」
 安田さんがつい口に出すと、サラリーマンは振り向いた。
「だいぶ怨み買ってるんでしょうねぇ」
 二人は頷きあい、別れたそうだ。
 
 × × × × ×

 代々木にて家賃三万八千円の激安アパートに住む久田さんが、仕掛けていたゴキブリホイホイを処分しようとした時、ビニール袋に包んだソレから小さな悲鳴が聞こえたという。
「あかんよ、あかんよ。こらあかんよ。ほんま」
 ビニール袋が中から引っ張られるように、暴れた。
 フィギュアのような姿がくっきりと現れたが、久田さんは二重にビニール袋で包みゴミ捨て場に放置したそうだ。
「安いからね、何がでても気にしない気にしない」
 だそうである。


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小さいオッサンが可哀想(T-T)

2016-07-23 14:55 │ from 霊URL

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