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今も隙間にいる

 Aさんは所謂「視える人」だという。
 私はお名前も風貌もわからない。聞いた話から推測すると性別は女性で、年齢は四十代だと思われる。お住まいは青梅市近辺だろう。
 つまるところ「知り合いの知り合いの話」ということである。

 Aさんの家には箪笥と箪笥の隙間に男が挟まっているという。
 無論生者ではない。
 三センチほどしかない隙間に、男が窮屈そうに両腕をしっかり胴体にくっつけている。限界まですくめた肩に頭をのせている。
 男の表情は「ここはどこだろう?」と困惑しきった表情であるという。

 ソレは悪い霊、怖い霊ではないのか。
 そう尋ねられたAさんはこう仰ったという。
「顔を見れば怖い霊じゃないとわかるから。怖いのはすぐわかる。怖い霊は煤を塗ったみたいに真っ黒」
コメント
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私は小学生低学年くらいまで自宅の箪笥と壁の隙間に小さいオバサンが裸でいつもうずくまっているのみてた。

2015-06-30 00:56 │ from おばさんURL

見える人は普通
自分は霊が見えるとは言わんと思う。

2015-07-18 22:42 │ from 名無しURL

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